GameMakerAdventCalendar2025のトップバッターの生高橋です。 Steamリリース時にやってよかったことを数日かけて小出しで紹介できればと思います。


スクリーンショットは強力なプロモーションになる

昨今のゲームはプレイヤーがスクリーンショットを撮ってSNSに投稿したり友達に共有したりするのが当たり前になっています。 特にSteamではF12でスクリーンショットを撮る文化が浸透しています。 スクリーンショットが増えると以下のメリットがあると思います。

つまり、遊ぶ人が勝手に宣伝してくれるきっかけになるわけです。 ただし、GameMakerではデフォルトでその機能はないので自分で実装する必要があります。

Steamコミュニティーでのスクリーンショットの共有

Steamコミュニティーでのスクリーンショットの共有


実装はとても簡単

Steamworksを導入していれば、以下のコードだけで対応できます。

if (steam_is_screenshot_requested())
{
    var file = "Game" + date_datetime_string(date_current_datetime()) + ".png");
    screen_save(file);
    steam_send_screenshot(file, window_get_width(), window_get_height());
}

ファイル名に日付を入れているのは、連続で撮ったときに上書きされるのを避けるためです。 グローバル変数で連番をつける方法でもOKです。


「撮りたくなる瞬間」を作るのも大事

機能を入れるだけでなくプレイヤーが撮りたくなる仕掛けをゲームの中に用意しておくとよいでしょう。 私たちのゲーム「Öoo」では、爆弾イモムシが卵やうんちを出す小さな演出を入れたところ、SNSで非常に多くスクリーンショットが投稿されました。 また、クリア画面もしばしばシェアされますのでその画面などは拡散することを踏まえて設計しておくと良いと感じました。 (Öooのクリア画面は地味だったので、次はもう少し工夫したい…)

レアなうんちの爆弾が出現、Twitterでシェアされる

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