GameMakerAdventCalendar2025の5日目の記事です。 前回に続き、Steamリリース時にやってよかったことを紹介します。
SteamDeckは、Steam公式が販売している携帯ゲーム機です。 ユーザー数はまだ多くありませんが、私たちのゲーム「Öoo」では**全体の5〜10%**がSteamDeckでプレイしていました。(毎月のOSレポートより) 対応のメリットはいろいろありますが、今回は以下に絞りました。
順番に紹介します。
PCやモニターをイベントに持ち込むのはいろいろとコストが高いです。 ですがSteamDeckなら**「小さくて軽い」かつ「そのまま展示」できる**のが本当に便利でした。 特に東京インディーゲームサミットは展示スペースが狭く、PCやモニターを複数台置くのが困難でした。 SteamDeckなら列に並んでいる人にも立ちながらですが遊ばせることができ、より多くの人にゲームを試遊できました。

ゲームダンジョン出展時の写真(本当はPCもあるよ)

東京インディーゲームサミットの狭さがよくわかる写真
ストアには、SteamDeckで快適に動作するゲームをまとめた専用のカテゴリーがあります。 また、SteamDeck本体でストアを開いた場合はSteamDeck動作に適したゲームが優先表示される仕組みになっています。 SteamDeck対応タイトルはまだまだ少ないため、対応しているだけでユーザーの目に留まる機会が自然と増えやすくなります。

専用カテゴリーのページ
そのゲームがSteamDeckに対応しているかは互換性のチェックによって行われています。 以前は、Steamが自動で互換性を判定していましたが現在は自動判定に加えて、リリース後に開発者からレビューを依頼できるようになりました。 リリース後でもレビュー依頼を出すことが可能です。

SteamDeck互換性レビュー依頼が可能